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大坪流馬術印可状及び馬術図 (おおつぼりゅうばじゅついんかじょうおよびばじゅつず)4巻、7枚、1幅

大坪流馬術印可状及び馬術図
大坪流馬術印可状及び馬術図 4巻、7枚、1幅
分野
絵画 
員数
4巻、7枚、1幅 
作者
印可状:上田吉丞重秀 
品質形状
印可状4巻:彩箋墨書 馬術図7枚:紙本著色 馬術図1幅:紙本著色 
法量(cm)
印可状4巻:(1)縦18.3 横109.6(うち見返し16.7) (2)縦18.2 横157.7(うち見返し16.5) (3)縦18.2 横87.1(うち見返し15.8) (4)縦18.3 横112.7(うち見返し15.7) 馬術図7枚:(1)縦30.2 横39.0 (2)縦30.4 横43.4 (3)縦32.4 横42.4 (4)縦28.8 横41.6 (5)縦31.6 横41.0 (6)縦31.8 横42.0 (7)縦30.0 横40.6 馬術図1幅:縦31.2 横40.0 
時代
印可状:江戸時代 馬術図:江戸時代 
年代世紀
印可状:元和3年(1617) 馬術図:17世紀 
収蔵品番号
A134 
寄贈者名
阿形邦三氏寄贈 

大正紡績(大阪府泉南郡東鳥取町)元社長阿形邦三(1914-2011)によるコレクション(日本の考古遺物・仏教美術・古陶磁・漆器、中国の青銅器・陶磁器、日本東洋絵画、ペルシア陶器、ローマンガラスなど)の一部が寄贈されたもの。絵画は、上田吉丞重秀(生没年不詳)が元和3年(1617)正月と4月に肥前福江藩の2代藩主・五島淡路守盛利(1591-1642)に大坪流馬術を伝授した印可状を伴う馬術図である。大坪流馬術は室町時代前期に大坪慶秀(1324-1407)が創始したとされ、斎藤安芸守好玄(1500-72)を中興の祖とする。好玄の門弟に細川左衛門佐康政があり、上田重秀は康政に師事し、やがて上田流の祖となった。印可状のうち正月21日付の許状と目録は斎藤安芸守・細川左衛門佐相伝の秘書を、卯月21日付の印可状と目録は、秘書に加えて「愚老」(上田重秀)による工夫鍛錬による極意の条々を伝授・印可したもので、馬術図はそれらに副えられたものと考えられる。印可状類の本紙・表装は、金銀泥や切箔等の装飾を施した大変美麗なものである。

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収蔵品の部分

大坪流馬術印可状及び馬術図
4巻、7枚、1幅 印可状:上田吉丞重秀
印可状:江戸時代 馬術図:江戸時代 印可状:元和3年(1617) 馬術図:17世紀
A134
大坪流馬方許状
1巻 上田吉丞重秀
江戸時代 元和3年(1617)
A134-1
大坪流馬方許目録
1巻 上田吉丞重秀
江戸時代 元和3年(1617)
A134-2
大坪流馬方印可状
1巻 上田吉丞重秀
江戸時代 元和3年(1617)
A134-3
大坪流馬方印可目録
1巻 上田吉丞重秀
江戸時代 元和3年(1617)
A134-4
馬術図(1)
1枚
江戸時代 17世紀
A134-5
馬術図(2)
1枚
江戸時代 17世紀
A134-6
馬術図(3)
1枚
江戸時代 17世紀
A134-7
馬術図(4)
1枚
江戸時代 17世紀
A134-8
馬術図(5)
1枚
江戸時代 17世紀
A134-9
馬術図(6)
1枚
江戸時代 17世紀
A134-10
馬術図(7)
1枚
江戸時代 17世紀
A134-11
馬術図(8)
1幅
江戸時代 17世紀
A134-12

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