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桃山から江戸時代を通じて西欧方面に送り出された輸出漆器の典型作。半円筒型の蓋をもつ「洋櫃」とよばれる家具で、この作品のように大型のもののなかに中型、小型の洋櫃を入れ子にして輸送された。表面の鳥獣文様は、蒔絵と朱漆(しゅうるし)で描かれており、帯や模様の間には、南洋の特産品である鮫皮(実際にはエイの皮といわれている)が貼り付けられている。 鮫皮の装飾、そして、蓋の内側に緑色の漆が塗られているところから、この洋櫃は、寛永16年(1639)の鎖国令以降、オランダからの注文によって制作されたことがわかる。
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桃山から江戸時代を通じて西欧方面に送り出された輸出漆器の典型作。半円筒型の蓋をもつ「洋櫃」とよばれる家具で、この作品のように大型のもののなかに中型、小型の洋櫃を入れ子にして輸送された。表面の鳥獣文様は、蒔絵と朱漆(しゅうるし)で描かれており、帯や模様の間には、南洋の特産品である鮫皮(実際にはエイの皮といわれている)が貼り付けられている。
鮫皮の装飾、そして、蓋の内側に緑色の漆が塗られているところから、この洋櫃は、寛永16年(1639)の鎖国令以降、オランダからの注文によって制作されたことがわかる。
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