


対馬宗家文書は、江戸時代の対馬藩(現長崎県対馬市など)の藩主宗家に伝わった、トップクラスの規模を誇る大名家の歴史資料群です。
資料が膨大に残されているだけではありません。宗家は室町時代から江戸時代にかけて、日本と朝鮮との間で外交の実務と貿易を独占していたこと、また対馬藩が対馬藩庁、江戸藩邸、釜山倭館(わかん)などの各地に拠点を置き、広範囲に活動していたことにより、対馬宗家文書には、日朝関係史上、大変重要な資料や、江戸幕府と対馬藩との関係性がうかがえる資料が数多く残っているのです。このことは、対馬宗家文書が他の大名家の資料と異なる特色を有していることを示しています。
当館が所蔵する対馬宗家文書の大部分、14,078点が「対馬宗家関係資料」として国の重要文化財に指定されています。この他、未指定の明治以降の文書なども含まれており、質・量ともに豊かな資料群といえます。
九州国立博物館所蔵 対馬宗家文書データベース https://souke.kyuhaku.jp/
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