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余白を生かした大観的な山水景の下方に「契会」のありさまを描いた作品。「契会」とは、朝鮮王朝時代に文人らの間で盛んになった敬老・冠婚葬祭などの費用を負担しあう相互扶助を目的とする会合を指す。このような会合の模様を記念し、また記録する目的で数多くの契会図が制作されたことが知られているが,現存作例は少なく、本図は貴重なものである。
左上には絵のテーマにちなんだ「賛文」(寓夫[ぐうふ]筆・嘉靖33年)が記され、ここから制作年代の下限が判明する点からも学術的に重要な作品といえる。その人物や器物の表現は、細やかで本図の見どころの一つ。また全体の山水景は、中国の北宋絵画の影響を受容して成立した、16世紀の朝鮮絵画の典型的な様式で描かれている。
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