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水墨画のテーマとして流行した白衣観音図のなかで日本で最も古い作品。画面上部には無学祖元と同時に来日した中国の禅僧・鏡堂覚円(1244〜1306)の賛があるため、絵画の制作年代も鎌倉時代・13世紀をさかのぼる可能性が高い絵画である。 岩上に静座する観音の体躯を的確にとらえて描写する本図は、中国の絵画表現を受け入れた日本の初期水墨画を理解するために、極めて重要な絵画作品である。また遺品が少ない鏡堂覚円の墨蹟としても貴重である。
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水墨画のテーマとして流行した白衣観音図のなかで日本で最も古い作品。画面上部には無学祖元と同時に来日した中国の禅僧・鏡堂覚円(1244〜1306)の賛があるため、絵画の制作年代も鎌倉時代・13世紀をさかのぼる可能性が高い絵画である。
岩上に静座する観音の体躯を的確にとらえて描写する本図は、中国の絵画表現を受け入れた日本の初期水墨画を理解するために、極めて重要な絵画作品である。また遺品が少ない鏡堂覚円の墨蹟としても貴重である。
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