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鎌倉時代(13~14世紀)の古文書12通を貼り継いで一巻としたもの。古文書の大半が奈良の東大寺または興福寺に伝来したもので、東大寺領播磨国大部荘の経営に関わる「後堀河天皇綸旨」(寛喜3年〈1231〉3月11日付)や、朝廷が東大寺に尊勝陀羅尼供養を滞りなく実施するよう伝えた「藤原(吉田)冬方綸旨副状案」(文保3年〈1319〉3月28日付)、興福寺領河内国狭山荘の新開発田から上がる収入の使い道を指示した「藤氏長者宣」(弘長3年〈1263〉3月18日付)、それに建治3年(1277)に興福寺が春日の神木を戴いて朝廷に強訴したことに関わる「亀山上皇院宣」(同年6月10日付)などが含まれる。
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鎌倉時代(13~14世紀)の古文書12通を貼り継いで一巻としたもの。古文書の大半が奈良の東大寺または興福寺に伝来したもので、東大寺領播磨国大部荘の経営に関わる「後堀河天皇綸旨」(寛喜3年〈1231〉3月11日付)や、朝廷が東大寺に尊勝陀羅尼供養を滞りなく実施するよう伝えた「藤原(吉田)冬方綸旨副状案」(文保3年〈1319〉3月28日付)、興福寺領河内国狭山荘の新開発田から上がる収入の使い道を指示した「藤氏長者宣」(弘長3年〈1263〉3月18日付)、それに建治3年(1277)に興福寺が春日の神木を戴いて朝廷に強訴したことに関わる「亀山上皇院宣」(同年6月10日付)などが含まれる。
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