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右隻に黒い南蛮船を大きくあらわす南蛮屏風であるが、描かれた場所が特定できる点で類例のない作品。画面の松原、塔のある寺院と関所は、それぞれ三保の松原・清見寺・清見が関を示すと考えられ、本図は駿河湾に来航した南蛮船を主題にすると考えられる。 史実との関連からみれば、慶長12年(1607)、駿河滞在中の朝鮮通信使・慶七松が海上に一隻の南蛮船をみたと記録することが注目され、本図は正にその様子をテーマとする可能性が高い。特定の場所と出来事が絵画化された作品として貴重であり、さらに日本を舞台とした国際的な交流の広がりを理解する上で不可欠な南蛮屏風である。
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右隻に黒い南蛮船を大きくあらわす南蛮屏風であるが、描かれた場所が特定できる点で類例のない作品。画面の松原、塔のある寺院と関所は、それぞれ三保の松原・清見寺・清見が関を示すと考えられ、本図は駿河湾に来航した南蛮船を主題にすると考えられる。
史実との関連からみれば、慶長12年(1607)、駿河滞在中の朝鮮通信使・慶七松が海上に一隻の南蛮船をみたと記録することが注目され、本図は正にその様子をテーマとする可能性が高い。特定の場所と出来事が絵画化された作品として貴重であり、さらに日本を舞台とした国際的な交流の広がりを理解する上で不可欠な南蛮屏風である。
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