当サイトではJavaScriptを使用しております。 JavaScriptをONにして再読み込みを行ってください。
「画像検索」で別カットの画像をさがす
本作は、1670年代~90年代に肥前(現佐賀県)有田で作られた、柿右衛門様式磁器のティーポットである。柿右衛門様式は、ヨーロッパに輸出され、王侯貴族の間で非常に人気を博した。本作の器形は、元々ヨーロッパの銀製品に見られる器形のため、オランダ東インド会社を通じて、見本か絵手本が日本側に示されたと考えられる。柿右衛門様式のティーポットのなかでも、絵付が優れた伝世品が多いタイプである。柿右衛門様式磁器は、オランダが海上の覇権を握っていた17世紀後半の製品ということもあり、英国やオランダの王侯貴族の宮殿や城館に、秀逸な作品が数多く遺る。柿右衛門様式磁器は、18世紀にはヨーロッパ諸窯で模倣品が作られた。このタイプのティーポットも、1753年に英国のボウ窯で写されている。 <酒井田千明執筆, 2025>
画像のご利用について
前のページへ戻る
ページの先頭へ戻る
本作は、1670年代~90年代に肥前(現佐賀県)有田で作られた、柿右衛門様式磁器のティーポットである。柿右衛門様式は、ヨーロッパに輸出され、王侯貴族の間で非常に人気を博した。本作の器形は、元々ヨーロッパの銀製品に見られる器形のため、オランダ東インド会社を通じて、見本か絵手本が日本側に示されたと考えられる。柿右衛門様式のティーポットのなかでも、絵付が優れた伝世品が多いタイプである。柿右衛門様式磁器は、オランダが海上の覇権を握っていた17世紀後半の製品ということもあり、英国やオランダの王侯貴族の宮殿や城館に、秀逸な作品が数多く遺る。柿右衛門様式磁器は、18世紀にはヨーロッパ諸窯で模倣品が作られた。このタイプのティーポットも、1753年に英国のボウ窯で写されている。
<酒井田千明執筆, 2025>
画像のご利用について