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脇差 銘 典太作 (わきざし めい てんたさく)1口

脇差 銘 典太作
脇差 銘 典太作 1口 脇差 銘 典太作 1口

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分野
刀剣 
員数
1口 
作者
典太 
制作地等
筑後国 
品質形状
鉄 鍛造 
法量(cm)
総長42.1 刃長31.8 反0.5 
時代
室町時代 
年代世紀
15世紀 
収蔵品番号
F102 
寄贈者名
稲田秀成氏寄贈 

筑後国三池(現 福岡県大牟田市)で興った三池派は、平安時代末期の光世に始まり、室町時代に至るまで作刀を行ったとされる。三池派刀工の作は無銘極めのものが大半を占めているのが現状である。そのなかにあって、本品は在銘作として貴重であり、三池樋とも称される幅広の棒樋こそ伴わないものの、身幅広く浅く反つき、肌立って野趣に溢れる地鉄と端正な直刃を焼くさまなどに、古典的な九州物にも通ずる伝統が看取される。初代光世以外の確実な作品が殆ど知られていないなかで、本品は同派の特徴を知る手がかりとなる資料である。
<望月規史執筆, 2024>

  • 展示期間(予定):2025年06月03日~2025年07月13日 [4階文化交流展示室 第3室]

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