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白麻地車に菊藤桜牡丹葵文様帷子 (しろあさじくるまにきくふじさくらぼたんあおいもんようかたびら)1領

  • 展示中
白麻地車に菊藤桜牡丹葵文様帷子
分野
染織 
員数
1領 
品質形状
麻(平織) 刺繍 型染め 描絵 
法量(cm)
丈169.5 裄62.5 
時代
江戸時代 
年代世紀
19世紀前半 
収蔵品番号
I289 

女性用の夏向きの衣類。本作のように、幾何学的な有職文様と植物・動物文様を取り合わせた小袖および帷子は、18世紀末から19世紀前半にかけての、武家ゆかりの遺例に多く見られる。透明感のある麻糸(苧麻か)による白平地に、金糸と絹糸(紫、紅、萌黄、緑)にて刺繍をほどこす。また一部の花や葉の輪郭線および葉脈を骨描きにて表す。他にも、車輪や花の一部には鹿子様の型染めである摺匹田を入れる。背面の文様構成は御所車の暗示である車輪を、2つで1揃えとしてやや斜めに配置されるように散らす。またその間には、同様に植物文様を散らす。植物はそれぞれ菊、藤、桜、牡丹、葵の5種類の文様による。衿は内側に折りたたまれ、糸で縫い留められており、着用の痕跡が認められる。また、袖は文様が途中で途切れていることから、当初は少し振りがあったと推測される。I288「白綸子地花菱に花束文様繍小袖」と共に伝世したとされる。
<桑原有寿子執筆, 2025>

  • 展示期間(予定):2026年05月19日~2026年06月28日 [4階文化交流展示室 L室]

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