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丸筒 (まるづつ)1合

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丸筒
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分野
民族資料 
員数
1合 
制作地等
ミャンマー 
品質形状
木胎漆塗 箔押 
法量(cm)
最大幅6.2 総高35.5 
時代
ミャンマー・ビルマ連邦時代 
年代世紀
20世紀 
収蔵品番号
K1205 
寄贈者名
金子国緒氏寄贈 

ミャンマーにおいて漆器は「ユン(yun)」と総称され、人びとの日々の生活や仏教などの宗教行事、建築空間における装飾などミャンマー社会に深く根付きながら多種多様に発展してきた工芸である。当地で作られる漆器の素地は、竹をはじめ木、馬毛、金属、布など様々であり、加飾技法も蒟醤や箔絵、下地盛り上げ、ガラス象嵌、漆絵、変わり塗、卵殻など多岐にわたる。主な漆工芸の産地としては、マンダレー管区のマンダレー市内のほかバガンやインワ、ザガイン管区のチャウッカ、シャン州のチャイントンやインレー湖周辺などがよく知られている。技法・意匠とも産地ごとに個性がみられるが、本品は器種・加飾技法ともにミャンマーの漆芸にみられる典型的な作例である。なお、収集者は本品を経筒としたが、用途はそれに限らず、パームリーフなどに書かれる貝葉文書を運搬・保管するための文箱として用いられたと考えられる。

  • 展示期間(予定):2025年05月20日~2025年08月11日 [4階文化交流展示室 第2室]

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