当サイトではJavaScriptを使用しております。 JavaScriptをONにして再読み込みを行ってください。
「画像検索」で別カットの画像をさがす
龍が鐘にとりつく図様の目貫。江戸時代の刀装具の意匠には古典文学の主題や故事来歴から着想を得た作例がしばしばみられるが、本品は道成寺に伝わる安珍・清姫伝説から題材を採った作例である。短冊銘にある「鉄元堂」は、岡本尚茂(鉄屋岡本源兵衛、?-1780)で、鉄の冶金を得意とした鉄屋伝兵衛に学んでその技術と屋号を継ぎ、のち鉄元堂正楽と称した。一宮長常、大月光興とともに江戸時代中期の京都を代表する彫金師の一人であり、刀装具作者に関する最古の本格的な研究書である『装剣奇賞』(稲葉通龍作、天明元年(1781)刊)に「第一鉄物を冶す事、古来其右に出るものなし」とあるごとく、特に鍛のよい鉄地を用いた作品で知られる。 <望月規史執筆, 2025>
画像のご利用について
前のページへ戻る
ページの先頭へ戻る
龍が鐘にとりつく図様の目貫。江戸時代の刀装具の意匠には古典文学の主題や故事来歴から着想を得た作例がしばしばみられるが、本品は道成寺に伝わる安珍・清姫伝説から題材を採った作例である。短冊銘にある「鉄元堂」は、岡本尚茂(鉄屋岡本源兵衛、?-1780)で、鉄の冶金を得意とした鉄屋伝兵衛に学んでその技術と屋号を継ぎ、のち鉄元堂正楽と称した。一宮長常、大月光興とともに江戸時代中期の京都を代表する彫金師の一人であり、刀装具作者に関する最古の本格的な研究書である『装剣奇賞』(稲葉通龍作、天明元年(1781)刊)に「第一鉄物を冶す事、古来其右に出るものなし」とあるごとく、特に鍛のよい鉄地を用いた作品で知られる。
<望月規史執筆, 2025>
画像のご利用について