九州国立博物館

  1. 収蔵品ギャラリー
  2. 太刀 銘 貞綱

収蔵品ギャラリー

太刀 銘 貞綱 (たち めい さだつな)1口

太刀 銘 貞綱
太刀 銘 貞綱 1口 太刀 銘 貞綱 1口 太刀 銘 貞綱 1口 太刀 銘 貞綱 1口

「画像検索」で別カットの画像をさがす

分野
刀剣 
員数
1口 
作者
貞綱 
制作地等
伯耆国 
品質形状
鉄 鍛造 
法量(cm)
刃長70.0 反2.6 
時代
平安時代 
年代世紀
12世紀 
収蔵品番号
F69 
寄贈者名
北﨑徹郎氏寄贈 

鎬造、庵棟、中鋒。腰反高く踏ん張りつく。表裏ともに棒樋を掻き流す。鍛は板目に杢目、大肌交じり、小沸微塵によくつく。刃文は直刃に小丁子交じり、匂口うるみごころ、刃中に金筋著しく入る。帽子は湾れて沸崩れ、掃きかける。茎は磨上、先切、鑢目大筋違、目釘孔4つ開く。佩表の茎尻付近に二字銘を刻む。平安時代後期から鎌倉時代初期にかけて伯耆国で活動した刀工たちを古伯耆と総称し、日本刀成立期の刀工として知られる安綱をはじめ、真守、守綱、真綱、有綱が比較的知られているが、貞綱の在銘作としては本品以外では京都国立博物館所蔵品(E甲461)が知られる程度である。現存作の少ない古伯耆の貴重な作例であるばかりでなく、室町時代後期の刀剣書『往昔抄』に本品の茎姿が収載されている点も注目される。

  • 展示予定はありません。

画像のご利用について

収蔵品ギャラリーのトップへ戻る

ページの先頭へ戻る

    • 収蔵品ギャラリー
    • 収蔵品データベース
  • 対馬宗家文書データベース
  • 収蔵品画像検索
  • 文化交流展示室で見られる作品
  • Colbase
  • e国宝
九州国立博物館
  • サイトポリシー

Copyright © 2023 Kyushu National Museum.