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新たに確認された色定法師一筆一切経の3巻および断簡1枚。色定法師一筆一切経は、筑前(福岡)・宗像社の社僧・色定法師良祐が、文治3年(1187)から嘉禄3年(1227)まで41年間をかけて一筆で書写した5000余巻の一切経。興聖寺と宗像大社(いずれも福岡)に現存する4342巻は、重要文化財に指定されている。色定法師一筆一切経は各巻末の奥書が豊富で、写経の願意、書写の日付・場所・協力者など、様々な情報を得ることができる。特に博多に居留して日宋貿易を主導した宋商人「綱首」の張成が、写経の底本となる宋版一切経を宗像社に寄進していたことや、墨も綱首の李栄が寄進するなど、宗像社と日宋貿易の関係や、綱首の活動の様子を知ることができ、歴史資料としても高く評価される。
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新たに確認された色定法師一筆一切経の3巻および断簡1枚。色定法師一筆一切経は、筑前(福岡)・宗像社の社僧・色定法師良祐が、文治3年(1187)から嘉禄3年(1227)まで41年間をかけて一筆で書写した5000余巻の一切経。興聖寺と宗像大社(いずれも福岡)に現存する4342巻は、重要文化財に指定されている。色定法師一筆一切経は各巻末の奥書が豊富で、写経の願意、書写の日付・場所・協力者など、様々な情報を得ることができる。特に博多に居留して日宋貿易を主導した宋商人「綱首」の張成が、写経の底本となる宋版一切経を宗像社に寄進していたことや、墨も綱首の李栄が寄進するなど、宗像社と日宋貿易の関係や、綱首の活動の様子を知ることができ、歴史資料としても高く評価される。
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