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鉢形土器 (はちがたどき)1口

鉢形土器
鉢形土器 1口

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分野
考古 
員数
1口 
出土地
伝北海道 
品質形状
土製 
法量(cm)
最大径8.3 高6.4 
時代
オホーツク文化 
年代世紀
8~9世紀 
収蔵品番号
J603 
寄贈者名
梅﨑満里氏寄贈 

 オホーツク海沿岸部であるサハリン南部、北海道東北の沿岸部、千島列島に分布するオホーツク文化後期の土器と考えられる。オホーツク文化とは、5世紀~9世紀に上記地域に広がっていた文化で、海洋漁労と海獣狩猟を生業の中心としていた文化である。大陸や本州と交易し、金属器やガラス製品を入手していたと考えられている。日本列島中央部においては、旧石器時代に始まり、縄文時代、弥生時代、古墳時代へと続く教科書で学ぶ時代が展開したが、南北端においては、独自の文化が開花した。北端の北海道以北では、寒冷な気候条件などのために水田稲作が行われず、縄文時代以降、続縄文時代、オホーツク文化、擦文文化、トビニタイ文化、アイヌ文化といった狩猟採集漁労を生業とする文化が続いた。

  • 展示期間(予定):2025年07月23日~2025年11月03日 [4階文化交流展示室 第3室]

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