九州国立博物館

  1. 収蔵品ギャラリー
  2. 足付盆

収蔵品ギャラリー

足付盆 (あしつきぼん)1基

足付盆
足付盆 1基

「画像検索」で別カットの画像をさがす

分野
民族資料 
員数
1基 
制作地等
ミャンマー・シャン州 
品質形状
木胎漆塗 
法量(cm)
径52.3 高27.5 
時代
ミャンマー・ビルマ連邦時代 
年代世紀
20世紀 
収蔵品番号
K1201 
寄贈者名
金子国緒氏寄贈 

ミャンマーにおいて漆器は「ユン(yun)」と総称され、人びとの日々の生活や仏教などの宗教行事、建築空間における装飾などミャンマー社会に深く根付きながら多種多様に発展してきた工芸である。当地で作られる漆器の素地は、竹をはじめ木、馬毛、金属、布など様々であり、加飾技法も蒟醤や箔絵、下地盛り上げ、ガラス象嵌、漆絵、変わり塗、卵殻など多岐にわたる。主な漆工芸の産地としては、マンダレー管区のマンダレー市内のほかバガンやインワ、ザガイン管区のチャウッカ、シャン州のチャイントンやインレー湖周辺などがよく知られている。技法・意匠とも産地ごとに個性がみられるが、なかでも本品は器種・加飾技法・意匠のいずれもシャン州でつくられてきた典型的な作である。ほぼ同形同寸の類品として、浦添市美術館所蔵品に「朱漆花文漆絵卓」がある。

  • 展示期間(予定):2025年05月20日~2025年08月11日 [4階文化交流展示室 第2室]

画像のご利用について

前のページへ戻る

ページの先頭へ戻る

    • 収蔵品ギャラリー
    • 収蔵品データベース
  • 対馬宗家文書データベース
  • 収蔵品画像検索
  • 文化交流展示室で見られる作品
  • Colbase
  • e国宝
九州国立博物館
  • サイトポリシー

Copyright © 2023 Kyushu National Museum.