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明るい灰褐色の胎土を用い、方形に作られる。方形画面のうち、上から4分の1ほどは植物文の装飾帯で、一番下には二重円文を繰り返す細い装飾帯が置かれている。残る部分一杯に、振り向きながら大きく口を開けて火を吐く、横向きの龍が描かれている。周囲には、植物文が配されている。植物文や龍の身体も盛り上げて表現し、全面に白釉を掛けてから高火度焼成し、金属の酸化物を含む絵具を用いて地の部分や龍の身体を覆う鱗を描く。その後、再度還元焼成することで、金属の輝きを獲得した。イランのタハテ・スレイマン宮殿で、1275年頃、龍文と鳳凰文のタイルが初めて対で使われたとされる。図像的には、V&Aが所蔵する龍文タイル(541-1900)をほぼそのまま踏襲している。
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明るい灰褐色の胎土を用い、方形に作られる。方形画面のうち、上から4分の1ほどは植物文の装飾帯で、一番下には二重円文を繰り返す細い装飾帯が置かれている。残る部分一杯に、振り向きながら大きく口を開けて火を吐く、横向きの龍が描かれている。周囲には、植物文が配されている。植物文や龍の身体も盛り上げて表現し、全面に白釉を掛けてから高火度焼成し、金属の酸化物を含む絵具を用いて地の部分や龍の身体を覆う鱗を描く。その後、再度還元焼成することで、金属の輝きを獲得した。イランのタハテ・スレイマン宮殿で、1275年頃、龍文と鳳凰文のタイルが初めて対で使われたとされる。図像的には、V&Aが所蔵する龍文タイル(541-1900)をほぼそのまま踏襲している。
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