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口縁端部が平坦面になり、高い高台を持つ。見込み中央にある13葉の枠内で向かい合って坐る女性らしき2名は、ともに帽子を被り、両手を両膝に置いているようである。枠外側には、倣文字文が描かれている。肩部から外周部にかけての文様帯2段のうち、内側では縦線と幾何学文が繰り返されるのに対し、外側では絵具の帯を尖ったものでひっかいて倣文字文(文字が文様化したもの)を記している。灰褐色の胎土を用いて器形を整え、高台付近にまで白釉を掛け高火度焼成後、銅などの酸化物を含む絵具で人物図などを描き、再度低火度で還元焼成している。その結果金属的な光沢を呈しており、イスラーム陶器特有のラスター彩陶器の典型作といえる。
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口縁端部が平坦面になり、高い高台を持つ。見込み中央にある13葉の枠内で向かい合って坐る女性らしき2名は、ともに帽子を被り、両手を両膝に置いているようである。枠外側には、倣文字文が描かれている。肩部から外周部にかけての文様帯2段のうち、内側では縦線と幾何学文が繰り返されるのに対し、外側では絵具の帯を尖ったものでひっかいて倣文字文(文字が文様化したもの)を記している。灰褐色の胎土を用いて器形を整え、高台付近にまで白釉を掛け高火度焼成後、銅などの酸化物を含む絵具で人物図などを描き、再度低火度で還元焼成している。その結果金属的な光沢を呈しており、イスラーム陶器特有のラスター彩陶器の典型作といえる。
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