九州国立博物館

  1. 収蔵品ギャラリー
  2. 桃花雉子図

収蔵品ギャラリー

桃花雉子図 (とうかきじず)1幅

桃花雉子図
桃花雉子図 1幅

「画像検索」で別カットの画像をさがす

分野
絵画 
員数
1幅 
作者
狩野山楽筆 龍岩瑞顕賛 
品質形状
紙本墨画 
法量(cm)
縦112.1 横50.0 
時代
安土桃山~江戸時代 
年代世紀
17世紀初頭 
収蔵品番号
A142 

岩の上に二羽の雉子を、その背後に桃花を、岩の下に蒲公英など春の草花を水墨のみを用いて描く。その画風は、室町時代に高い評価を得た中国の僧侶画家・牧谿(13世紀活躍)の水墨花鳥図を基調とするもので、狩野派の体制を確立した元信(1477-1559)が整理し、永徳(1543-1590)らに受け継がれた表現やモチーフを踏襲する。作者の狩野山楽(1559-1635)は永徳の後継者として豊臣家に仕え、のちに京都に定住して幕府の用命を受けて活躍し、京狩野の祖と呼ばれた。賛者の龍岩瑞顕(1560-1636)は妙心寺住持を3度つとめた高僧である。

  • 展示予定はありません。

画像のご利用について

収蔵品ギャラリーのトップへ戻る

ページの先頭へ戻る

    • 収蔵品ギャラリー
    • 収蔵品データベース
  • 対馬宗家文書データベース
  • 収蔵品画像検索
  • 文化交流展示室で見られる作品
  • Colbase
  • e国宝
九州国立博物館
  • サイトポリシー

Copyright © 2023 Kyushu National Museum.