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青磁合子 (せいじごうす)1合

青磁合子
青磁合子 1合

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分野
陶磁 
員数
1合 
制作地等
中国 
品質形状
青磁 
法量(cm)
口径8.6 総高4.5 
時代
中国・南宋~元時代 
年代世紀
12~13世紀 
収蔵品番号
G101 
寄贈者名
阿形邦三氏寄贈 

青磁の合子。合子は、蓋付の小さい容器のことで、主に香合や化粧品入などとして用いられた。身は底部と口縁を、蓋は口縁を除き、全体に淡黄色の青磁釉がかかる。南宋時代(1127-1279)から元時代(1279-1368)初期まで、龍泉窯ではエメラルドグリーンのような澄んだ青緑色の青磁が作られた。海外にも積極的に輸出され、日本では「砧青磁」と呼ばれて珍重された。この時期の製品は、鎌倉や京都を中心に日本の寺院に伝来しており、室町時代には足利将軍家の座敷飾りにも用いられた。本作品も、装飾を排し、淡黄色を呈する素朴な印象を与える合子で、おそらく南宋-元時代の製品と考えられる。

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