当サイトではJavaScriptを使用しております。 JavaScriptをONにして再読み込みを行ってください。
「画像検索」で別カットの画像をさがす
平安時代、藤原公任によって歌仙36人とその和歌を載せた『三十六人撰』が撰述されると、彼らを特に三十六歌仙として尊び、その絵画化が行われるようになった。本図は三十六歌仙のバリエーションの一つで、僧侶36人を主題とする「釈教三十六歌仙絵」の断簡。東京国立博物館の残欠本(重要文化財)によって、南北朝時代・貞和3年(1347)、真言僧・栄海(1278~1347)が撰したことが分かる。像主の満誓は、奈良時代、大宰府観世音寺の創建にも尽力した人物。本図を含む「釈教三十六歌仙絵」は、三十六歌仙絵の人気ぶりと受容層の広がりを示す好例である。
画像のご利用について
収蔵品ギャラリーのトップへ戻る
ページの先頭へ戻る
平安時代、藤原公任によって歌仙36人とその和歌を載せた『三十六人撰』が撰述されると、彼らを特に三十六歌仙として尊び、その絵画化が行われるようになった。本図は三十六歌仙のバリエーションの一つで、僧侶36人を主題とする「釈教三十六歌仙絵」の断簡。東京国立博物館の残欠本(重要文化財)によって、南北朝時代・貞和3年(1347)、真言僧・栄海(1278~1347)が撰したことが分かる。像主の満誓は、奈良時代、大宰府観世音寺の創建にも尽力した人物。本図を含む「釈教三十六歌仙絵」は、三十六歌仙絵の人気ぶりと受容層の広がりを示す好例である。
画像のご利用について