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輪宝 (りんぽう)1口

輪宝
重要美術品 輪宝 1口

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分野
金工 
指定
重要美術品 
員数
1口 
品質形状
銅 鋳造 鍍金 
法量(cm)
総径11.6 輞径10.95 轂径3.3 
時代
鎌倉時代 
年代世紀
13世紀 
収蔵品番号
E242 

外輪の八方に独鈷杵(とっこしょ)の先端を突き出した両面式の八鋒輪宝。輪の中心部の車軸にあたる轂(こく)は、間弁(かんべん)付きの八葉蓮華形で、八花状を呈する蓮肉(れんにく)には中央に1つ、周囲に8つの蓮子(れんじ)を打つ。轂から放射状に伸びる鋭利な輻(ふく)は8本からなり、それぞれに花弁と蘂(しべ)を根元にめぐらす。輻の先を受ける輞(もう)は、二線の鈕とやや匙面をとった64弁からなる列弁帯であらわし、外縁から輻の先が突出する。全体に鋭く薄手に仕上げており、鋳上がりが極めてよく、鍍金(ときん)の残りも良好である。同種の現存する輪宝のなかでも最も古様かつ屈指の作である。

  • 展示期間(予定):2025年07月15日~2025年08月24日 [4階文化交流展示室 第11室]

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