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高句麗の全盛期を現出させた広開土王(在位391~412年)の勲績を後世に示すため建てられた広開土王碑の拓本。広開土王碑拓本のなかには、文字をより明瞭にするため、碑面の風化部分に石灰を埋めて採拓した「石灰拓本」が1885年前後より出現する。埋めた石灰は時間の経過によって剥落し、拓本の余白の大きさや一部の文字の形状に影響した。本資料は裏面に石灰の粉がわずかに残っていたことから、石灰拓本であることが明らかである。また、余白の大きさや特定の文字の形状から1934年前後に採拓されたものと考えられる。原碑4面すべての拓本が揃い、文字の状態によって採拓時期を特定することができることから、歴史資料として極めて貴重である。
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高句麗の全盛期を現出させた広開土王(在位391~412年)の勲績を後世に示すため建てられた広開土王碑の拓本。広開土王碑拓本のなかには、文字をより明瞭にするため、碑面の風化部分に石灰を埋めて採拓した「石灰拓本」が1885年前後より出現する。埋めた石灰は時間の経過によって剥落し、拓本の余白の大きさや一部の文字の形状に影響した。本資料は裏面に石灰の粉がわずかに残っていたことから、石灰拓本であることが明らかである。また、余白の大きさや特定の文字の形状から1934年前後に採拓されたものと考えられる。原碑4面すべての拓本が揃い、文字の状態によって採拓時期を特定することができることから、歴史資料として極めて貴重である。
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