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閻魔天を主尊として、道教に由来する57尊を描いた星曼荼羅の一種。真言宗小野流の覚禅(1143~1213~?)による図像集『覚禅鈔』の記述との一致から、除病延命などを目的とする修法、閻魔天供に用いられたと考えられる。ほぼ同図様の作例が複数現存することから、本図の図像が一定の流布をみたこと、またその中でも制作が鎌倉時代にさかのぼる本図は祖本にもっとも近しいと推測される。
星曼荼羅の遺例が少ないなか、道教と仏教の混交を示し、なおかつ閻魔天信仰の要素も合わせもつ本図は稀少である。史料により具体的な使用の場が想定される点も、中世における道教美術の受容およびその展開を考える上で大変意義深い。
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