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中空土偶 (ちゅうくうどぐう)1点

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中空土偶
中空土偶 1点

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分野
考古 
員数
1点 
出土地
伝青森県つがる市木造亀ヶ岡 
法量(cm)
高12.5 幅18.0 奥行5.1 
時代
縄文時代 
年代世紀
前20~前10世紀 
収蔵品番号
J211 

縄文時代後期の東北地方を中心に分布する土偶。乳房の貼瘤や襷状の磨消縄文(無文部と縄文部を沈線によって区画する文様)は同時期の土器に見られる文様で、その表現を上手く取り入れて製作されている。この時期の土偶は、本品や北海道著保内野遺跡出土の中空土偶(国宝、函館市教育委員会所蔵)のように土器製作技術を用いて中空に作られ、大型化するものがある。なお、本品の後頭部には焼成時の破損防止のため、横長の長方形の孔が穿たれている。X線CTで観察したところ、この孔の少し下部に粘土で塞がれた円形の孔がみられ、破損防止用の孔が焼成前に作り変えられていることが判明した。

  • 展示期間(予定):2025年04月01日~2026年03月31日 [4階文化交流展示室 基本展示室]

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