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轆轤成形により、平底でやや外側に向って立ち上がり、大きく折れて広がり鍔縁状の口縁とする。見込に吹墨の技法で兎文と短冊に「玉兎」と記した文様をあらわす。口縁部の外側と内側の先端部に呉須で一重の圏線を廻らし、その内側に蓮弁のような文様を描く。側面には、口縁部に呉須で一重の圏線を廻らし、その内側に蔓草のような文様を二方に描く。高台内無文。 明時代末期に中国・景徳鎮窯で作られた古染付の皿で、草創期の伊万里焼は本作品のような皿を模倣した染付磁器を数多く生産した。京都画壇で活躍した田近竹邨(1864~1922)の旧蔵品で、大正12年(1923)4月の同氏の遺愛品入札会に出品された。
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轆轤成形により、平底でやや外側に向って立ち上がり、大きく折れて広がり鍔縁状の口縁とする。見込に吹墨の技法で兎文と短冊に「玉兎」と記した文様をあらわす。口縁部の外側と内側の先端部に呉須で一重の圏線を廻らし、その内側に蓮弁のような文様を描く。側面には、口縁部に呉須で一重の圏線を廻らし、その内側に蔓草のような文様を二方に描く。高台内無文。
明時代末期に中国・景徳鎮窯で作られた古染付の皿で、草創期の伊万里焼は本作品のような皿を模倣した染付磁器を数多く生産した。京都画壇で活躍した田近竹邨(1864~1922)の旧蔵品で、大正12年(1923)4月の同氏の遺愛品入札会に出品された。
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