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九州国立博物館では、お客様からのお問い合わせにスムーズに対応することが出来るよう、NTTハローダイヤルがご利用できます。
九州国立博物館の所在地や開館時間といった基本情報、館への交通アクセス、文化交流展(平常展)、特別展に関するご質問等にオペレーターが対応致しますので、ご利用下さい。
NTTハローダイヤル
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NTTハローダイヤル応答内容
- 基本情報(開館時間、休館日、観覧料金、Webサイトアドレス等)
- 交通アクセス
- 文化交流展(平常展)について(展示概要、展示数など)
- 特別展について(会期、時間、料金、概要、主催・共催、主な展示作品など)
- フロア概要
など。
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轆轤成形により、高台を高めに作り、腰から口縁にかけて曲線を描いて立ち上がり、木盃形とする。見込には、墨弾きの技法と呉須の濃淡により流水文をあらわし、その波間に散り落ちるような紅葉文を、赤色の線描きと、内側を赤・薄赤・黄・緑色の上絵具で塗込めて描く。側面には、呉須で七宝文を三方に描き、高台は櫛高台とする。本作品は5枚揃いで、いずれも均一に文様が施されているため、仲立ち紙を用いて下書きを転写したと考えられる。
巧みな文様表現が示す技術力の高さは隆盛期の鍋島焼のものであり、色鍋島あることからも、染付磁器が生産の主流となった徳川吉宗の治世以前と作品と考えられる。5枚揃いで伝世した点も貴重である。
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