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縄文時代晩期の東北地方に展開した亀ヶ岡文化に特徴的な土偶。大きな目の表現が遮光器(雪眼鏡)に似ていることから遮光器土偶と呼ばれる。本品の目は顔面の大きさに対してまだ小さく、目が顔面をほぼ覆い尽くす典型的な遮光器土偶の出現前段階の特徴を持つ。中空の作りで、下半身を欠失し、胴部の破断面付近には表裏2ヵ所に焼成後穿孔が行われている。この穿孔は縄文時代の修理痕で、胴部で上下に割れた土偶に穿孔を施し、紐で縛って接合したことを示す。顔面にみられるひげ状の表現や耳への穿孔、頭部にみられる髪形や髪飾り風の立体装飾と赤彩、胴体部にみられる衣装や入れ墨風の文様からは、縄文人の装いを具体的に知ることができる。 <志賀智史執筆, 2025>
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縄文時代晩期の東北地方に展開した亀ヶ岡文化に特徴的な土偶。大きな目の表現が遮光器(雪眼鏡)に似ていることから遮光器土偶と呼ばれる。本品の目は顔面の大きさに対してまだ小さく、目が顔面をほぼ覆い尽くす典型的な遮光器土偶の出現前段階の特徴を持つ。中空の作りで、下半身を欠失し、胴部の破断面付近には表裏2ヵ所に焼成後穿孔が行われている。この穿孔は縄文時代の修理痕で、胴部で上下に割れた土偶に穿孔を施し、紐で縛って接合したことを示す。顔面にみられるひげ状の表現や耳への穿孔、頭部にみられる髪形や髪飾り風の立体装飾と赤彩、胴体部にみられる衣装や入れ墨風の文様からは、縄文人の装いを具体的に知ることができる。
<志賀智史執筆, 2025>
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