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絞胎とは白土と鉄分の多い黒褐色の土を練り合わせて複雑な縞模様を作り出した胎土のことである。本作は白い素地の表面に絞胎を薄く被せて加飾した半絞胎で、その上に透明感のある黄釉をかけて焼成している。これに対して、すべて絞胎だけで成形されたものを全絞胎という。河南省鞏義市黄冶窯址では全絞胎で絞胎の生産を開始したが、第三期後半(684-756)から半絞胎が主となる(奈良文化財研究所・河南省文物考古研究院『鞏義黄冶窯 発掘調査報告』2021年)。 日本において絞胎枕は畿内、とくに平城京跡・平安京跡のほか、福岡県の大宰府跡・鴻臚館跡、山形県の出羽国府跡などで出土している(朝日新聞社・大広『唐三彩展 洛陽の夢』2004年)。 陶枕の用途は実用の枕や枕の明器のほか、書写あるいは脈を診るときに腕を載せる台など諸説がある(山口博之「出羽国府跡出土唐三彩緑釉半絞胎陶枕の意味」『東北文化研究所紀要』第53号、2021年)。 <川村佳男執筆, 2025>
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絞胎とは白土と鉄分の多い黒褐色の土を練り合わせて複雑な縞模様を作り出した胎土のことである。本作は白い素地の表面に絞胎を薄く被せて加飾した半絞胎で、その上に透明感のある黄釉をかけて焼成している。これに対して、すべて絞胎だけで成形されたものを全絞胎という。河南省鞏義市黄冶窯址では全絞胎で絞胎の生産を開始したが、第三期後半(684-756)から半絞胎が主となる(奈良文化財研究所・河南省文物考古研究院『鞏義黄冶窯 発掘調査報告』2021年)。
日本において絞胎枕は畿内、とくに平城京跡・平安京跡のほか、福岡県の大宰府跡・鴻臚館跡、山形県の出羽国府跡などで出土している(朝日新聞社・大広『唐三彩展 洛陽の夢』2004年)。
陶枕の用途は実用の枕や枕の明器のほか、書写あるいは脈を診るときに腕を載せる台など諸説がある(山口博之「出羽国府跡出土唐三彩緑釉半絞胎陶枕の意味」『東北文化研究所紀要』第53号、2021年)。
<川村佳男執筆, 2025>
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