九州国立博物館

  1. 収蔵品データベース
  2. 首飾

収蔵品データベース

首飾 (くびかざり)1連

首飾
首飾 1連

「画像検索」で別カットの画像をさがす

分野
民族資料 
員数
1連 
制作地等
ベトナム・モン族 
品質形状
銀鍛造 彫金 
法量(cm)
首掛部最大径17.7 装飾部最大長11.5 
年代世紀
20世紀 
収蔵品番号
K1212 
寄贈者名
金子国緒氏寄贈 

ベトナムは、人口の90パーセントをキン族(ベト族)が占めるが、ほかに中国系の人々と53にもおよぶ少数民族が暮らす多民族国家でもある。そのなかでもモン族は、シナ・チベット語系メオ・ヤオ語族系の民族として知られ、中国南部の雲貴高原からベトナム、ラオス、タイの山岳地域に居住している。古来、山間盆地や斜面に集落を営み、焼畑農耕のほか、陸稲栽培を行いつつ移動生活を行う人々と、水耕稲作を行う定着生活をする人々がいたが、近年では焼畑は制限され、水稲を生業とした定住生活が一般的となっている。モン族を代表する工芸として刺繍や染織とともに高い評価を受けているのが銀細工である。銀細工は山間に住む少数民族の生活の様々な場面で用いられ、特に新年の祝いや婚礼の際などには、富貴や健康、幸福を願う象徴として非常に好まれるものである。本作もその特徴を有する作品といえる。

  • 展示予定はありません。

画像のご利用について

前のページへ戻る

ページの先頭へ戻る

    • 収蔵品ギャラリー
    • 収蔵品データベース
  • 対馬宗家文書データベース
  • 収蔵品画像検索
  • 文化交流展示室で見られる作品
  • Colbase
  • e国宝
九州国立博物館
  • サイトポリシー

Copyright © 2023 Kyushu National Museum.