九州国立博物館

  1. 収蔵品データベース
  2. 埴輪 家

収蔵品データベース

埴輪 家 (はにわ いえ)1個

埴輪 家
埴輪 家 1個

「画像検索」で別カットの画像をさがす

分野
考古 
員数
1個 
出土地
伝群馬県勢多郡荒砥村(現前橋市)字西大室 中島古墳出土 
品質形状
土製 
法量(cm)
幅48.5 奥行29.5 高52.17 
時代
古墳時代 
年代世紀
6世紀 
収蔵品番号
J656 
寄贈者名
個人寄贈 

家形埴輪は形象埴輪の中で早くから出現するものの一つであり、古墳時代を通じて製作された。古墳時代の居館、祭祀場、倉庫等の建築物を象るもので、古墳時代の建物の構造等を推定するために欠かせない資料である。
本品は高さを強調したつくりであり、これは関東地方の古墳時代後期にみられる家形埴輪の典型的な特徴である。箱書きにより出土が伝えられる荒砥村西大室(現群馬県前橋市西大室)は、大室古墳群などの前方後円墳を中心とした古墳時代後期の大規模な古墳群があることで知られる。「中島古墳」は現在知られていないが、中島という小字には直径数十m規模の円墳が30基ほど集中していたことが知られており(現在はすべて削平により消失)、本品もこれらの古墳から出土したものと考えられる。

  • 展示予定はありません。

画像のご利用について

収蔵品ギャラリーのトップへ戻る

ページの先頭へ戻る

    • 収蔵品ギャラリー
    • 収蔵品データベース
  • 対馬宗家文書データベース
  • 収蔵品画像検索
  • 文化交流展示室で見られる作品
  • Colbase
  • e国宝
九州国立博物館
  • サイトポリシー

Copyright © 2023 Kyushu National Museum.