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豊見城王子を正使とする琉球使節が江戸上りして、天保三年(1832)閏十一月二十二日に島津重豪の江戸芝高輪・白銀邸にて舞楽を行った時の様子を描いている。 琉球使節には、将軍の代替わりを祝う慶賀使と琉球国王の代替わりを感謝する謝恩使があり、寛永十一年(1634)から明治五年(1872)までの間に計十九回の江戸上りを行っている。天保三年度は、尚育王の即位にあたって送られた謝恩使である。 第二尚氏時代のさまざまな琉球舞楽のありようを視覚的に知ることができて貴重なものである。なお、永青文庫には熊本藩の絵師と推定される杉谷行直が描いた同系統の写本が所蔵されており、本巻の製作事情を考える手懸かりとなる。
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豊見城王子を正使とする琉球使節が江戸上りして、天保三年(1832)閏十一月二十二日に島津重豪の江戸芝高輪・白銀邸にて舞楽を行った時の様子を描いている。
琉球使節には、将軍の代替わりを祝う慶賀使と琉球国王の代替わりを感謝する謝恩使があり、寛永十一年(1634)から明治五年(1872)までの間に計十九回の江戸上りを行っている。天保三年度は、尚育王の即位にあたって送られた謝恩使である。
第二尚氏時代のさまざまな琉球舞楽のありようを視覚的に知ることができて貴重なものである。なお、永青文庫には熊本藩の絵師と推定される杉谷行直が描いた同系統の写本が所蔵されており、本巻の製作事情を考える手懸かりとなる。
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