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象棋盤 (しょうぎばん)1面

象棋盤
象棋盤 1面 象棋盤 1面 象棋盤 1面

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分野
民族資料 
員数
1面 
制作地等
ベトナム 
品質形状
木製漆塗 螺鈿象嵌 
法量(cm)
縦19.5 横39.0 厚5.0 
年代世紀
20世紀 
収蔵品番号
K1227 
寄贈者名
金子国緒氏寄贈 

漆を塗った木胎の上面と縁に螺鈿を象嵌した象棋(将棋)盤。盤面中央には河界をあらわし、舟を漕ぎその上でくつろぐ人物像、波や柳を螺鈿で表現する。螺鈿であしらった目は9路で、「将」「帥」の駒を置く区画を「米」字状にあらわす。盤の端には霊芝文を、外側の縁には四菱文を螺鈿でめぐらせて装飾する。駒は付属しない。盤上遊戯は世界中の人々によってたしなまれ、その歴史を辿ると文化の伝わった道がみえる。象棋(将棋)は中国を中心に東アジア地域に広まったが、囲碁とは異なって盤の形状やルールは各地で発展を遂げ、変化していった。本作は、いわゆる中国象棋の盤で、日本で発展した将棋とは盤の目などが異なる。本作は螺鈿装飾を全面に施すなど、豪奢な技法を用いた象棋盤として貴重である。

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