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供物器 (くもつき)1合

供物器
供物器 1合

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分野
民族資料 
員数
1合 
制作地等
ミャンマー 
品質形状
木胎漆塗 
法量(cm)
最大径31.0 総高68.0 蓋:径31.0 高43.0 身:径31.0 高26.0 
時代
ミャンマー・ビルマ連邦時代 
年代世紀
20世紀 
収蔵品番号
K1188 
寄贈者名
金子国緒氏寄贈 

ミャンマーにおいて漆器は「ユン(yun)」と総称され、人びとの日々の生活や仏教などの宗教行事、建築空間における装飾などミャンマー社会に深く根付きながら多種多様に発展してきた工芸である。当地で作られる漆器の素地は、竹をはじめ木、馬毛、金属、布など様々であり、加飾技法も蒟醤や箔絵、下地盛り上げ、ガラス象嵌、漆絵、変わり塗、卵殻など多岐にわたる。主な漆工芸の産地としては、マンダレー管区のマンダレー市内のほかバガンやインワ、ザガイン管区のチャウッカ、シャン州のチャイントンやインレー湖周辺などがよく知られている。技法・意匠とも産地ごとに個性がみられるが、なかでも本品はミャンマー最大の漆器生産地であるバガンやマンダレーで制作された漆器で、ミャンマー漆芸を特徴づける下地盛り上げ装飾を施すタヨー技法を用いた典型的な作品である。浦添市美術館所蔵品にほぼ同形同寸の類例がある。

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