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布目打ちし、白の具引きした紙に唐草文様を雲母摺りした唐紙を本紙料紙に用いて、『古今和歌集』巻第18の「雑下」の歌番号987から990を書写した断簡。「本阿弥切」の名称は、本阿弥光悦が『古今和歌集』の一部を愛蔵していたと伝えていることにちなむ。もとは、天地約16センチメートルの20巻の巻子本であった。小野道風を伝承筆者とするが、院政期の12世紀頃の書写と考えられている。 小型の巻子本であったため、文字も小さいが、変化に富んだ巧みな運筆である。リズミカルで弾力に富んだ筆致、洗練された連綿で揮毫される。
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布目打ちし、白の具引きした紙に唐草文様を雲母摺りした唐紙を本紙料紙に用いて、『古今和歌集』巻第18の「雑下」の歌番号987から990を書写した断簡。「本阿弥切」の名称は、本阿弥光悦が『古今和歌集』の一部を愛蔵していたと伝えていることにちなむ。もとは、天地約16センチメートルの20巻の巻子本であった。小野道風を伝承筆者とするが、院政期の12世紀頃の書写と考えられている。
小型の巻子本であったため、文字も小さいが、変化に富んだ巧みな運筆である。リズミカルで弾力に富んだ筆致、洗練された連綿で揮毫される。
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