当サイトではJavaScriptを使用しております。 JavaScriptをONにして再読み込みを行ってください。
「画像検索」で別カットの画像をさがす
絹織物生産で有名な桐生新町にあった織屋・吉田家旧蔵の折本仕立の裂帖。元禄10年(1697)までに集められた裂を中心に、江戸期に吉田家にて裂帖が編まれ、それを昭和26年(1951)に旧所有者が仕立て直したものと思われる。京都国立博物館所蔵の前田家旧蔵裂に見られる中国産古裂「替り蜀江文様黄緞」の共裂のほか、日本の室町時代頃の製作と思われる紋紗、ヨーロッパの天鵞絨など、多種多様な裂が含まれる。また、近世京都に産した織物も「京織」として貼り込まれており、時代性、地域性ともに幅広く、染織史研究上貴重な資料である。南方よりもたらされた縞裂や更紗、琉球の裂、紙布や西欧に産する裂などの希少な作例が多く含まれている。
画像のご利用について
収蔵品ギャラリーのトップへ戻る
ページの先頭へ戻る
絹織物生産で有名な桐生新町にあった織屋・吉田家旧蔵の折本仕立の裂帖。元禄10年(1697)までに集められた裂を中心に、江戸期に吉田家にて裂帖が編まれ、それを昭和26年(1951)に旧所有者が仕立て直したものと思われる。京都国立博物館所蔵の前田家旧蔵裂に見られる中国産古裂「替り蜀江文様黄緞」の共裂のほか、日本の室町時代頃の製作と思われる紋紗、ヨーロッパの天鵞絨など、多種多様な裂が含まれる。また、近世京都に産した織物も「京織」として貼り込まれており、時代性、地域性ともに幅広く、染織史研究上貴重な資料である。南方よりもたらされた縞裂や更紗、琉球の裂、紙布や西欧に産する裂などの希少な作例が多く含まれている。
画像のご利用について