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孫次郎は、やや大人びた女面。「孫次郎」と名乗った室町時代の能役者が、夭折した妻の面影をうつしたのがこの女面のはじまりという説がある。面裏は細かな鑿痕を浅く残して削り、面紐孔の分部に麻布を貼り、その上から総体に茶色の漆を塗り、鼻は鋭角的に刳られている。この面は、出目元休作の孫次郎(17-18世紀、愛知・豊橋魚町所蔵)に雰囲気が近く、塗は新しいようだが、出来栄えのよい写しである。
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孫次郎は、やや大人びた女面。「孫次郎」と名乗った室町時代の能役者が、夭折した妻の面影をうつしたのがこの女面のはじまりという説がある。面裏は細かな鑿痕を浅く残して削り、面紐孔の分部に麻布を貼り、その上から総体に茶色の漆を塗り、鼻は鋭角的に刳られている。この面は、出目元休作の孫次郎(17-18世紀、愛知・豊橋魚町所蔵)に雰囲気が近く、塗は新しいようだが、出来栄えのよい写しである。
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