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能面における少年をあらわす面として、童子と慈童があり、どちらも本来は中国の神仙譚である『枕慈童』に用いられるように、普通の少年ではなく、永遠の生命を象徴する神性を帯びた面として用いられる。この面の面裏には「出目友水」の焼印が見られる。やや細身の瓜実型でおっとりとした趣は、永青文庫所蔵の童子面(出目洞水作および出目友閑作)にも近く、その作行から大野出目家六代出目庸久友水(1714-66)の作と見てよいだろう。
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能面における少年をあらわす面として、童子と慈童があり、どちらも本来は中国の神仙譚である『枕慈童』に用いられるように、普通の少年ではなく、永遠の生命を象徴する神性を帯びた面として用いられる。この面の面裏には「出目友水」の焼印が見られる。やや細身の瓜実型でおっとりとした趣は、永青文庫所蔵の童子面(出目洞水作および出目友閑作)にも近く、その作行から大野出目家六代出目庸久友水(1714-66)の作と見てよいだろう。
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