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長方形のカシミヤ・ショール。横方向に8段の矩形を設け、それぞれの中に幹をくねらせた立木文様や、細く引き伸ばされたペイズリー文様、蛇行した曲線、花唐草文様等が織り出されている。対角線上中心には白地に棘状の突起をもった団子繋ぎ状の文様を織り出す。全体の織地は経糸を赤色として、水色、緑色、茶色、白色などの緯糸で文様を表わしている。本品のようにペイズリー文様が長く引き伸ばされて流線状となったりゼンマイ形のペイズリー文様や、中心に鉤爪状の輪郭を呈するねじれまがった形に配するものは、ドグラ期(19世紀後半)の作例に見られる。全体に綴織技術が精巧であり、それぞれの裂地のはぎ合わせ処理も繊細な1枚である。
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長方形のカシミヤ・ショール。横方向に8段の矩形を設け、それぞれの中に幹をくねらせた立木文様や、細く引き伸ばされたペイズリー文様、蛇行した曲線、花唐草文様等が織り出されている。対角線上中心には白地に棘状の突起をもった団子繋ぎ状の文様を織り出す。全体の織地は経糸を赤色として、水色、緑色、茶色、白色などの緯糸で文様を表わしている。本品のようにペイズリー文様が長く引き伸ばされて流線状となったりゼンマイ形のペイズリー文様や、中心に鉤爪状の輪郭を呈するねじれまがった形に配するものは、ドグラ期(19世紀後半)の作例に見られる。全体に綴織技術が精巧であり、それぞれの裂地のはぎ合わせ処理も繊細な1枚である。
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