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刀 銘 伯耆守平朝臣正幸/文化四年卯二月七十五歳造 (かたな めい ほうきのかみたいらのあそんまさゆき/ぶんかよねんうにがつななじゅうごさいぞう)1口

刀 銘 伯耆守平朝臣正幸/文化四年卯二月七十五歳造
刀 銘 伯耆守平朝臣正幸/文化四年卯二月七十五歳造 1口 刀 銘 伯耆守平朝臣正幸/文化四年卯二月七十五歳造 1口 刀 銘 伯耆守平朝臣正幸/文化四年卯二月七十五歳造 1口 刀 銘 伯耆守平朝臣正幸/文化四年卯二月七十五歳造 1口

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分野
刀剣 
員数
1口 
作者
伯耆守平朝臣正幸 
品質形状
鉄・鍛造 鎬造 庵棟 
法量(cm)
刃長72.1 反2.0 
時代
江戸時代 
年代世紀
文化4年(1807) 
収蔵品番号
F62 

鎬造、庵棟、中鋒やや伸びる。鎬高く反りやや深くつき、身幅広く重ね厚い。鍛は小板目 肌よく約み、地沸厚くつき、地景細かく入る。刃文は湾れに互の目交じり、匂口深く沸厚くつく。砂流し、金筋かかる。帽子は浅く乱れ、表は小丸に 返り、裏は焼詰める。茎は生、尻は先細って入山形、鑢目勝手上がり、目釘孔1つ開く。表裏ともに鎬筋を中心に楷書体に銘を刻む。正幸(1733-1818)は、通称伊地知次右衛門、安永元年(1772)より作刀を始め、初銘 は祖父・父と同様正良と称し、薩摩藩のお抱え工となった。寛政元年(1789)には伯耆守を受領し、正良の名 を嫡男に譲り、自らは正幸と改銘した。平肉豊かにつき、地刃、茎ともに健全で、正幸の代表的な作品として評価しうる。薩摩藩を代表する刀工の円熟期の在銘作である。薩摩藩主島津家伝来。

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