九州国立博物館

  1. 収蔵品データベース
  2. 六器

収蔵品データベース

六器 (ろっき)1口

六器
重要美術品 六器 1口

「画像検索」で別カットの画像をさがす

分野
金工 
指定
重要美術品 
員数
1口 
品質形状
銅 鋳造 鍍金 
法量(cm)
高4.0 径8.1 
時代
平安時代 
年代世紀
12世紀 
収蔵品番号
E249 

 銅鋳造、鍍金。高台のついた小碗に台皿を備えた六器。碗は口造りが薄く丈が低くゆったりとした形姿をとっており、高台から上方に向かい間弁付の素弁八葉蓮華を鋳出す。連弁には中央に鎬を立てつつ三条の弁脈を刻む。蓮華の花先には刻んだ蘂(しべ)が胴を巡り、更にその上に隆帯を二条めぐらす。高台裏には轆轤(ろくろ)の挽き目が明瞭に残る。碗を載せる台皿は素文で、碗と同様に轆轤で薄く挽き上げ、極めて薄い高台を取り付ける。薄造りで碗の口が外反し、丈低く安定感のあるところに特徴があり、平安時代にまで遡る蓮弁飾六器の代表的作例であるばかりでなく、伝世の六器のなかでも最古級の作のひとつとみられる。高野山安養院伝来。

  • 展示予定はありません。

画像のご利用について

収蔵品ギャラリーのトップへ戻る

ページの先頭へ戻る

    • 収蔵品ギャラリー
    • 収蔵品データベース
  • 対馬宗家文書データベース
  • 収蔵品画像検索
  • 文化交流展示室で見られる作品
  • Colbase
  • e国宝
九州国立博物館
  • サイトポリシー

Copyright © 2023 Kyushu National Museum.