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加彩鈁 (かさいほう)1合

加彩鈁
加彩鈁 1合

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分野
考古 
員数
1合 
制作地等
中国 
出土地
中国出土 
品質形状
加彩土器 
法量(cm)
通高41.2 身:幅19.0 高38.0 蓋:縦11.5 横11.5 高3.4 
時代
中国・前漢時代 
年代世紀
前2~前1世紀 
収蔵品番号
J425 
寄贈者名
阿形邦三氏寄贈 

硬く焼成した灰陶の器表に、白・赤・黄・緑・紫などで文様を描いた加彩土器。鈁とは横断面が方形を呈する壺の一種で、底部に高台がつく。本作には四角錐形の蓋を伴う胴部の相対する二面には游環を銜えた獣面形の金具「鋪首」を大きく描く。それ以外の部位には巻雲文・連続円文などを飾る。
中国の漢時代には鉛を触媒とした緑釉陶・褐釉陶のほかに、加彩土器でも墓への副葬に特化した器物「明器」が盛んに作られた。酒壺の一種と考えられる鈁はもともと青銅器であるが、漢時代には加彩土器でもよく写された。文様の彩色が全体的にこれほど良好な状態で残されている加彩鈁はたいへん貴重である。

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