九州国立博物館

  1. 収蔵品データベース
  2. 白磁香炉

収蔵品データベース

白磁香炉 (はくじこうろ)1口

白磁香炉
白磁香炉 1口

「画像検索」で別カットの画像をさがす

分野
陶磁 
員数
1口 
制作地等
中国 
出土地
中国出土 
品質形状
白磁 
法量(cm)
最大径12.3 高12.3 
時代
中国・北宋時代 
年代世紀
11~12世紀 
収蔵品番号
G108 
寄贈者名
阿形邦三氏寄贈 

白色の素地の外面にやや青みがかった白色の釉をかけた香炉である。ラッパ状の高台、口縁部から広がる傘状装飾をもつ器腹の深い円筒形の香炉が北宋時代および遼時代に青磁や白磁で盛んに製作された。類例が山東省章丘市女郎山の北宋墓や陝西省耀州窯の北宋時代の工房址で発見されている。本作も北宋中・後期に作られた可能性が高い。いわゆる「金山寺香炉」と呼ばれる高脚の金属製香炉はこの手の北宋時代の陶磁器をもとにして作られたものと考えられる。また、この形の金属器に細長い鵲尾形の柄を鋲留めすれば、鵲尾形柄香炉となる。本作のような器種はこれまで灯火器と考えられたこともあったが、香炉と考えるのが妥当である。

  • 展示予定はありません。

画像のご利用について

収蔵品ギャラリーのトップへ戻る

ページの先頭へ戻る

    • 収蔵品ギャラリー
    • 収蔵品データベース
  • 対馬宗家文書データベース
  • 収蔵品画像検索
  • 文化交流展示室で見られる作品
  • Colbase
  • e国宝
九州国立博物館
  • サイトポリシー

Copyright © 2023 Kyushu National Museum.