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高句麗の全盛期を現出させた広開土王(在位391-412年)の勲績を後世に示すため建てられた広開土王碑の四面から採った拓本。おもに縦72.0×横46.0センチの紙片を接いで採拓している。漉き目のある裏打ち紙と白綸子花卉文の裂地によって簡易的な表装を施している。軸装はしていない。広開土王碑拓本のなかには、文字をより明瞭にするため、碑面の風化部分に石灰を埋めて採拓した「石灰拓本」が1885年前後より出現する。本資料は石灰を充填して碑面よりもやや高く突出させた状態で採拓した痕跡が一部に見られることから、石灰拓本であることが明らかである。また、余白の大きさや特定の文字の形状から1920年代に採拓されたものと考えられる。
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高句麗の全盛期を現出させた広開土王(在位391-412年)の勲績を後世に示すため建てられた広開土王碑の四面から採った拓本。おもに縦72.0×横46.0センチの紙片を接いで採拓している。漉き目のある裏打ち紙と白綸子花卉文の裂地によって簡易的な表装を施している。軸装はしていない。広開土王碑拓本のなかには、文字をより明瞭にするため、碑面の風化部分に石灰を埋めて採拓した「石灰拓本」が1885年前後より出現する。本資料は石灰を充填して碑面よりもやや高く突出させた状態で採拓した痕跡が一部に見られることから、石灰拓本であることが明らかである。また、余白の大きさや特定の文字の形状から1920年代に採拓されたものと考えられる。
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