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山水花鳥螺鈿蓋付ナイフ入れ (さんすいかちょうらでんふたつきないふいれ)1対

山水花鳥螺鈿蓋付ナイフ入れ
山水花鳥螺鈿蓋付ナイフ入れ 1対

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分野
漆工 
員数
1対 
法量(cm)
高74.4 口径32.0 基台方22.6 
時代
江戸時代 
年代世紀
18世紀 
収蔵品番号
H7 

江戸後期から幕末にかけて、長崎からは大量の螺鈿器が西欧に輸出されていくが、これはその先駆けをなす作品である。古代ギリシャの壺をおもわせるこの容器は、パーティーなどの際にナイフを収めるためのもので、薄い鮑貝を用いた螺鈿技法によって、山水花鳥の文様が色鮮やかに描かれている。
日本の漆器は、桃山時代に始まって、近代に至るまで、さまざまな形やデザイン、技法で飾られたものが輸出されていくが、黒漆地に螺鈿でエキゾチックな図柄を表わした「長崎もの」とよばれる作品群は、それら輸出漆器の掉尾を飾るものといえるだろう。

  • 展示期間(予定):2025年09月17日~2025年11月16日 [4階文化交流展示室 基本展示室]

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