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牡丹唐草螺鈿卓 (ぼたんからくさらでんしょく)1基

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牡丹唐草螺鈿卓
牡丹唐草螺鈿卓 1基 牡丹唐草螺鈿卓 1基

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分野
漆工 
員数
1基 
品質形状
木製漆塗 
法量(cm)
縦26.8 横47.5 総高13.2 
時代
朝鮮・高麗~朝鮮王朝時代 
年代世紀
14~15世紀 
収蔵品番号
H159 

長方形の天板に低い脚を付けた小形の卓で、天板の左右両端にはゆるやかな筆返しを設ける。総体黒漆塗、天板中央にややいびつな四稜花形の窓枠を取り、枠内に牡丹唐草を螺鈿と金属線で表す。本品はその文様および技法の特徴から、高麗時代から朝鮮王朝時代にかかる時期に製作されたと考えられ、両時代にかかる過渡的作例として従来位置づけられてきた。現在、こうした作例は、わずかしか知られておらず、大変貴重な存在である。また、朝鮮王朝時代の螺鈿器は日本へ舶載されて大いに人気を博し、安土桃山時代には朝鮮風の螺鈿器も制作されるなど、日本の螺鈿にも大きな影響を与えた。

  • 展示期間(予定):2025年05月20日~2025年06月29日 [4階文化交流展示室 第9室]

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