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塼仏は土を型押しして成型したもの。インドにおいて当初は釈尊の聖地巡礼に資するものであったが、やがて広く仏教文化圏に伝わり、多様な形で普及した。本品はタイでつくられたもので、塼仏の形、大きさ、また像が単独で表わされることなどから、シュリーヴィジャヤ、ハリプンチャイ、スコータイなど比較的早い時期の塼仏と考えられる。摩滅により尊格は明らかではないが、像の輪郭から右膝を立て、右腕を膝にのせ、左手を床に置き重心のせるようにも見え、その場合は財宝神(Jamphala)の可能性もある。
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塼仏は土を型押しして成型したもの。インドにおいて当初は釈尊の聖地巡礼に資するものであったが、やがて広く仏教文化圏に伝わり、多様な形で普及した。本品はタイでつくられたもので、塼仏の形、大きさ、また像が単独で表わされることなどから、シュリーヴィジャヤ、ハリプンチャイ、スコータイなど比較的早い時期の塼仏と考えられる。摩滅により尊格は明らかではないが、像の輪郭から右膝を立て、右腕を膝にのせ、左手を床に置き重心のせるようにも見え、その場合は財宝神(Jamphala)の可能性もある。
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