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表地は木版捺染でイスラーム建築の正面を表わす更紗。凸形の建築模様の中心には方形の区画に壁龕を表わし、その内側には花唐草を基調としたアラベスク模様を埋め尽くし、龕の頂には双頭の鳥を、その下方左右には孔雀を描く。建築の中心に描かれる壁龕は、イーワーンと呼ばれるイスラーム建築の正面に設けられる空間を表わしたものと考えられる。両脇のやや高い柱状の表現は、ミナレットを思わせる。糸杉ともペイズリー形ともいえる立木、鋸歯状の花弁や葉の花唐草文様、さらにアラビア文字をあしらった題箋など、イスラーム圏で好まれる模様を染め出した「ペルシャ向け更紗」の典型作で、日本では「聖殿文(セイデンモン)更紗」として知られる。
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表地は木版捺染でイスラーム建築の正面を表わす更紗。凸形の建築模様の中心には方形の区画に壁龕を表わし、その内側には花唐草を基調としたアラベスク模様を埋め尽くし、龕の頂には双頭の鳥を、その下方左右には孔雀を描く。建築の中心に描かれる壁龕は、イーワーンと呼ばれるイスラーム建築の正面に設けられる空間を表わしたものと考えられる。両脇のやや高い柱状の表現は、ミナレットを思わせる。糸杉ともペイズリー形ともいえる立木、鋸歯状の花弁や葉の花唐草文様、さらにアラビア文字をあしらった題箋など、イスラーム圏で好まれる模様を染め出した「ペルシャ向け更紗」の典型作で、日本では「聖殿文(セイデンモン)更紗」として知られる。
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