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表地に銅版の西洋更紗、裏地に茜地の鬼手更紗をあわせた掛物。表面の天板部分には大きな花束文様と、その両脇に小さな花束連続模様に青色の帯と紫色のレース飾り風の鋸歯文を添えた銅版更紗をあしらい、別裂で中国風の人物や風景を赤色で摺り出した更紗とを交互に配す。本作に見られる花束文様や、シノワズリ(中国趣味)文様は、どちらもヨーロッパで好まれたモティーフである。裏地に使用されている茜地木綿は、インド製の木綿で、表地と裏地を縫い合わせている縫い糸や襞飾りの縁取りに用いられている木綿も同様であることから、仕立てはインドで行われたと考えられる。
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表地に銅版の西洋更紗、裏地に茜地の鬼手更紗をあわせた掛物。表面の天板部分には大きな花束文様と、その両脇に小さな花束連続模様に青色の帯と紫色のレース飾り風の鋸歯文を添えた銅版更紗をあしらい、別裂で中国風の人物や風景を赤色で摺り出した更紗とを交互に配す。本作に見られる花束文様や、シノワズリ(中国趣味)文様は、どちらもヨーロッパで好まれたモティーフである。裏地に使用されている茜地木綿は、インド製の木綿で、表地と裏地を縫い合わせている縫い糸や襞飾りの縁取りに用いられている木綿も同様であることから、仕立てはインドで行われたと考えられる。
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