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ゆかりの地をゆく|対馬
国分寺
現在地:長崎県対馬市厳原町天道茂
天平13年(741)、聖武天皇により国毎に国分寺・国分尼寺が造られた。対馬は大宝元年(701年の令制施行により国を「
応仁2年(1468)、府中に居をかまえた宗
規模を縮小して山際に再建されていた国分寺は、寛文5年(1665)宗
江戸時代、国分寺は朝鮮通信使来聘に際し客館として使われた。享保17年(1732)の府中大火で堂塔を焼失したが再建され、文化8年(1811)の朝鮮通信使の対馬来聘に際し、客館となる本殿と山門の改築が行われた。明治に客館は解体されたが、その跡地は今も残っていて字名を客館という。
参考文献
- 永留久恵『対馬歴史観光』杉屋書店、1994年